名古屋入管死亡事件の真相究明のための

ビデオ開示、再発防止徹底を求める9・25全国一斉行動

日時:2021年9月25日(土) 13時~14時 

行動:街頭でのスタンディング、および署名活動

呼びかけ:ウィシュマさん死亡事件の真相究明を求める学生・市民の会

高知行動主催:橋人(はしんちゅ)

(※「ウィシュマさん死亡事件の真相究明を求める学生・市民の会」の呼びかけに応じ、各地で賛同する団体・個人が参加。高知では橋人が主催します)

場所:高知中央公園北口(帯屋町商店街)

 

<9・25全国一斉行動 高知開催の趣旨とこれまでの経緯>

 2021年3月6日、名古屋入管に収容されていたスリランカ人女性ウィシュマさんが亡くなられました。彼女は歩けないほど衰弱し、入管に対し点滴を求め、仮放免申請(一時的に収容から解かれるための申請)も出していましたが、入管はその求めをどちらも拒絶しました。

全国の収容施設に収容されている被収容者も、今回の死亡事件を受けて、次は自分が死ぬかもしれないと恐怖を感じながら生活することを強いられています。

このウィシュマさん死亡事件についての入管「調査報告書」が8月10日に発表、公開されましたが、その内容は無責任かつ軽々しい調査報告書でした。調査報告書は、入管庁が今後も被収容者の人間としての尊厳、生命と健康を軽視し、収容権という入管に与えられた権限を行使していくと宣言したに等しいと言わざるを得ません。また翌日11日に入管は遺族のみにビデオを一部開示(2時間に編集)しましたが、その内容の惨さは遺族が途中で吐き気をもよおして、これ以上の視聴に耐えられず、離席せざるを得ないほどでした。

調査報告書と一部開示では真相究明を果たしたとは言えません。「ウィシュマさん死亡事件の真相究明を求める学生・市民の会」は、ビデオの全面開示をはじめとして真相究明・再発防止はまだ出発点であると考え、今後より広く国内外の社会世論へ呼びかけるために本「9・25全国一斉行動」を開催します。この呼びかけに賛同、呼応して、大学生・市民で構成する団体「橋人(はしんちゅ)」が高知での行動を行います。

この問題は、この度犠牲になったウィシュマさん個人の問題・名古屋入管での特殊的、偶発的な問題ではありません。これまでも、各地の入管の収容施設における被収容者の死亡事件は後を絶ちません(2007年以降17人)。これは、外国人の問題ではなく、私たちが生きる日本の入管行政の問題であり、外国人に対してどのように向き合うのかが問われている日本社会の問題でもあります。そうした意味から、私たちはこの問題を日本社会自身の問題として受け止め、解決する主体は外国人ではなく日本人自身、私たち自身に責任があると考えます。また、外国人技能実習生の急激な増加が進む高知県においても、全く他人事ではありません。高知県にいる外国人技能実習生が何らかの理由で在留資格を失い、収容の対象となれば、ウィシュマさんと同じような状況に追い詰められる可能性は十分にあり得るのです。

「ウィシュマさん死亡事件の真相究明を求める学生・市民の会」及び我々橋人は、は引き続き、①社会的世論の形成(9月25日は東京、群馬、名古屋、大阪、京都、仙台、高知の各地方でアクション)、②国会議員への働きかけ、③ビデオ開示を求める署名活動を展開し(一次提出は8月13日、約1か月で5万筆以上を集める。二次集約は9月いっぱいまで。10月初頭に二次提出予定)、真相究明・再発防止を求めていきます。

高知では、遠い場所で起きている問題として他人事として捉えられがちな問題ですが、一人でも多くの高知県民にこの問題を身近に感じ、一緒に解決に向けて考えていただきたいという想いで、今回の9・25全国一斉行動に高知でも取り組みます。